『政治と秋刀魚 日本と暮らして四五年』(ジェラルド・カーティス)を読みました。
出版時期が福田政権が発足した頃ですので、現在を語るところでは多少賞味期限を逃してしまった感じもありましたが、戦後の日本政治を外部の視点から見るとこうなのか、という発見は楽しいものでした。曰く日本の戦後政治は良く機能していたが、現在進行中の変化に対しては良く機能していない、ということです。言われるまでもないですか、はい。
それではどのようにすれば良く機能するか、という部分に関しては、政・官・財・メディア・そのどれにも属さない各有権者などの立場で多少意見の分かれるところだと思います。うまく調整できる良いですね、などと他人事みたいな感想を持ちました。
ところで、なぜ秋刀魚なのでしょう。最後までよくわかりませんでした。
2009-03-02
『政治と秋刀魚』
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