雑談です。20歳は遠きにありて思うもの、近くば寄って目にもみよ、と。
出版文化産業振興財団(僕はこの財団を知りませんでした)が「20歳の20冊」を選んでいるそうです。
以下、その20冊を。
- 穴 (ルイス・サッカー)
- 雨鱒の川 (川上健一)
- アメリカ 過去と現在の間 (古矢旬)
- 1分間でわかる「菜根譚」 (渡辺精一)
- 肩胛骨は翼のなごり (デイヴィット・アーモンド)
- しゃべれどもしゃべれども (佐藤多佳子)
- 12歳からの現代思想 (岡本裕一朗)
- ジョゼフ・フーシェ (シュテファン・ツワイク)
- スローター・ハウス5 (カート・ヴォネガット)
- 生物と無生物のあいだ (福岡伸一)
- 世界の言語入門 (黒田龍之助)
- 蝉しぐれ (藤沢周平)
- ナイフ (重松清)
- 人間臨終図巻Ⅰ(山田風太郎)
- 母恋旅烏 (荻原浩)
- ペスト (カミュ)
- やわらかな心をもつ (小澤征爾・広中平祐)
- 夜のピクニック (恩田陸)
- 歴史とは何か (岡田英弘)
- わたしを離さないで (カズオ・イシグロ)
僕の既読は7冊でしたが、どことなく愛読家向けではないようなラインナップに思えます。
どんな20冊がよいのかあれこれ考えるのもよいけれども、20歳ってあまりにも幅が広すぎて難しそうですね。年代でわける推薦図書って小学校○年生とか中学生とかなら比較的決めやすい(といっても至難の技です)かと思うけど、20歳ともなればある程度の趣味嗜好が固まっていそうですから。
20歳の僕なら成人式でこれらの本を勧められようが贈られようが「僕は僕の読みたいものを読む」と無視すること間違いなしです。むしろ反発して、これらの本から遠ざかるかもしれません。
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