先週末にバンドの練習をしました。
過去5年くらい、僕の所属している(しているようなしていないような)ビッグバンドは活動ポリシーがはっきりしていて、年に練習は4回、ライヴは毎年1回ワンマンライブを、メンバーは基本的に結成時から固定、というバンドです。
メンバーの高齢化が進んでいて、平均年齢はおそらく40代前半です。そうすると学生バンドのような勢いや意気込みがなくなり、ある意味熟練の境地に達しています。
練習でもその熟練ぶりは発揮されます。音楽性を追求するバンドではないので、
コンサートマスター:「そこ、縦あってませんね」
(注:演奏のタイミングがそろっていないことです)
演奏者:「それが味なんだよ」
コンサートマスター:「そこ、ちょっと味がきつすぎませんか」
演奏者:「善処します」
コンサートマスター:「そこ、アーテュキレーション揃えましょうか」
(注:演奏の表情がばらばらなことを意味します)
演奏者:「じゃあ、自然な感じで」
コンサートマスター:「ここもエコロジーな感じでお願いします」
というように、非常にアバウトな練習風景となります。これこそ楽しむための音楽で、聴かせるための音楽ではないとはっきりと割り切ったバンドだな、と自画自賛しています。それにしても練習が楽しかった。
2008-02-05
おとなのバンド
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