『組織戦略の考え方―企業経営の健全性のために (ちくま新書)』(沼上幹)を読みました。
目次
第1部 組織の基本
第1章 組織設計の基本は官僚制
第2章 ボトルネックへの注目
第3章 組織デザインは万能薬ではない
第4章 欲求階層説の誤用
第2部 組織の疲労
第5章 組織の中のフリーライダー
第6章 決断不足
第7章 トラの権力、キツネの権力
第8章 奇妙な権力の生まれる瞬間
第3部 組織の腐り方
第9章 組織腐敗のメカニズム
第10章 組織腐敗の診断と処方
評論家然として「組織とは何か」というようなものを滔々と語るのではなく、経営学者である筆者が仮に経営者だとしたら、という仮定をもうけて、それではどうしたらよいかという視点から書かれていますので、組織経営をしている人間からすれば身につまされることは多いです。
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