はてなダイアリーの定義によると、公私混同とは、
私的な利益を図る為に公式な権限を濫用する事。パブリックなことに私的な思惑や利害を持ち込んで、けじめがないこと。
ところが僕は大いに公私混同している。別に愛人を連れて視察旅行に行ったりはしないが、自分が料金を払っている携帯電話を仕事でも使っている。仕事場に連絡をするのに自分の携帯電話を使うし、一部のお客様にも自分のプライベートな電話番号を知らせている。また仕事で使うPCも、社長にお願いをして私物のPCを条件つきで使わせてもらっている。逆に仕事場で料金を払っているイー・モバイルはプライベートでも使わせてもらっている。
そのほかにも、個人的に読む本は仕事でも使うことがあるし、仕事で得た知識(の一部)はプライベートでも使う。自分の頭の中では仕事とプライベートの切り分けなどないに等しく、せいぜい仕事場にいるとかスーツを着ているとか、そういう物理的な差があるくらいだ。そういう面ではメンタルヘルスの問題を抱えやすいのだろうが、切り分けをするとそれだけ余計なリソースが必要となるし、アウトプットも非効率になるのではないかと思う。
別に自分を褒め称えるわけではないが、ビジネス上でのなにか素敵なことというのは、プライベートの延長線にあるものなのではないか。逆にプライベートが侵食してくるようではないと、仕事を行ううえでの能率が伸びないのではないか。
こうしたことに関しては近頃まとめて思うところがあるので、ひょっとしたらどこかに書くが、今ここに書くのは面倒なので割愛。「21世紀最大のテーマは公私混同」という記事があるけれど、この記事で述べているのは組織に対する個人の関わり方の話で、僕が思うのは組織内で個人的なことがらをベースにして流通させないと、うまい具合に情報が流れないのではないかということ。
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