総務省、「ブロードバンド・ゼロ地域」解消へ戦略会議
上記の記事によると「デジタル・ディバイド解消戦略会議」というものが開かれるそうだけど、広い帯域を利用できたり携帯電話の電波が届いたりすることはもちろん大切だとおもうが、情報リテラシーをどうにかするほうがもっと喫緊の話ではないかと思う。
まずブロードバンドである必要はない。ナローバンドであろうとも、基本的にはテキストがネットワーク上で交換されれば最低条件は満たされると思う。何かのジョークに、カタツムリにDVDを運ばせたほうが効率がよいというような話もあるように、またRFCのジョークで鳥類キャリアによるIPデータグラムの伝送規格がある(RFC1149)ように、例えば郵便などの既存の情報伝達方法でまにあうのではないかと考えるためだ。
もしもまにあわなかったら、それはその時に考えればよいこと。そもそもブロードバンドの普及は政府主導で行われたことではないし。あれば便利となければならないを混同してはいないか、と疑う次第だ。
次に携帯電話だが、これもブロードバンドと同じように、なければならないものではない。そもそも電話自体が、なければならないものではない。
「早稲田大学や東京理科大学の教授、北海道、岩手県、和歌山県などブロードバンド・携帯電話が利用できない地域を持つ自治体、NTT東西地域会社やNTTドコモ、ソフトバンクモバイル、KDDIなどの事業者が参加する」と記事にあったが、どうにも胡散臭さを感じてしまう。かつて八丈島にブロードバンドをもたらしたときと同じような。
2007-09-11
胡散臭い
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