ブログヘラルドの投稿経由で、23 Simple Health Tips For Bloggersという記事を読んだ。僕はBloggerではないと自認しているが、健康には関心があるので期待して読んだ。その手のものに関心のある人は、読んでみるのも一興だろう。
面白いのはブログヘラルドにも書かれているとおり、
12. If you're in a healthy relationship, have sex at least once every 3 days. I'm dead serious about this. It can be critical to both mental and physical stability.というところだ。おおいに参考にさせていただきたいところだが、やはり首を傾げてしまう。そんなに重要だろうか。また個人的なことを話しにくい事柄だが、男性でも女性でも同じことがいえるのだろうか。
話は変わってこの手のTipsは星の数ほどあり、主観的かつ大雑把に観察するところ、多くは健康・モティベーション・生産性などだ。その人が何を大切とするかは「何について語られるか」あるいは「何について語られないか」で若干ながら把握できるものだが、現代的な人たちは上記の事柄に関心が高く、かつ人前で語っても問題のないことと認識しているのだろう。
しかし健康について語ること(しかもセックスしなさいとまで!)は、場合によっては他人を不快にさせやしないかと、僕は躊躇している。ところが一方、不健康について語ることはそれほど躊躇しない。この個人的判断の理由は、第一に人は望んで不健康になるわけではないこと、第二にいわゆる「健康」になりたくともなれない人たちがいること、第三にいわゆる「不健康」が常態となっている人たちがいることなどだ。
同じことが他の事柄にも多少なりともいえる。僕が意気消沈しているときにはモティベーション関連の文章など読みたくもないし、僕が仕事ができないでいるときに生産性をあげるTipsを読んでも時間を浪費するだけで腹が立つ(読まなければよいのだから、文章を読むというのは、実に個人の裁量に任された優れた行為だと思う)。そんなことを考えていると、どんなことも他人様に向かって語ることができなくなってしまうから、ある程度の妥協と割り切りや自分の棚上げをしているのが一般的なスタイルだろう。
だが、自分を蚊帳の外においていることを本当に意識しているだろうか。他人を思いやることを忘れてはいないだろうか。僕自身が傲慢なものだから、できれば意識したいと思っている。大抵はそんなこと忘れているのだが。
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