インターネット上の信頼できる情報源ランキングを読んで、つくづく信頼が安売りされていると感じた。
そもそもネット上での情報は眉唾であるというのが僕の前提で、ある程度付き合いを深めてからの情報ならば信頼性が増す、というスタンスを僕は取っている。戦略的にはまずはじめに信頼して、信頼が裏切られた後にしっぺ返し(情報を無視することか)をするのが効果が高いだろうと想像するが。
アンケートの結果は
- Yahoo! JAPAN
- 楽天市場
- MSN
- goo
- Wikipedia
- NIKKEI NET
- asahi.com
- BIGLOBE
- ECナビ
結果を見ると、上位に来たのは検索系サイト、新聞社系サイト、CGM系サイトとなっているが、そもそも検索サイトは一次情報を扱っていない。しいて言えばMSNが一次情報としては一番信頼されていることになるが、それにしても、新聞社のサイトを信頼できないのに、検索に引っかかる出所不明のサイトは信頼できるということが不思議だ。またどこの誰ともわからない人による口コミを信頼できるとすることも、僕にとっては謎である。
世界とはそうであることのすべてである。哲学的な意味はとりあえずさておき、現代人はそれぞれ個別の現実を生きていて、それぞれ個別の事実をつかまえている。その事実は事実たりうる根拠をそれほど持たずに、ネット上では事実として存在している。2ちゃんねるの(管理人の)モットーは「うそはうそであると見抜けない人には(以下略)」だったと思うが、それ程うそを見抜ける人が多いとは思えない(少なくとも僕は見抜けない)。
したがって僕の感想は、みんな好き勝手な情報を本当のことにしているんだな、である。ちなみに僕のモットーは「偏っていて当然」である。
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