2008-01-02

Nice boat.な青年

年の瀬の話である。昨年末12月29日に所用があって都心へ出かけたが、帰りの電車に「Nice boat.」とかかれた大きな紙バッグを持った青年が乗っていた。そういえば12月29日は泣く子も黙るその道の祭典初日ではないか。周囲の目を気にしないその姿は実に凛々しく、まっすぐだった。

それだけではない。彼は高齢の女性に席を譲ったり、降りる際にはベビーカーを押したカップルを先に促したり、立ち居振る舞いが実に優しさに満ちていた。やはりオーバーフローのブースを訪れるような猛者は、その強さに優しさを秘めている(人もいる)ものだ。

強くなければアレゲではない。優しくなければアレゲである資格はない。

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