『終末のフール』(伊坂幸太郎)を、配偶者にすすめられて読みました。そこはかとなく悲しく、それでいて優しい、いい小説でした。
僕は所収の「冬眠のガール」の優しさととぼけ具合がとても気に入ったのですが、配偶者は「鋼鉄のウール」のピリッとした空気が気に入ったようです。読み方はそれぞれですね。
世界の終わりまであと8年しかなかったらどうするか、配偶者と話をしました。僕は今やっている仕事をやめて、バスでも走らせようか、それとも農業に転身しようかと考えましたが、配偶者は100年分の缶詰を用意して引きこもる、とのこと。はたして缶詰がどれくらいもつかは疑問です。
2008-06-04
世界があと3年だったら
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