2009-07-21

ドラゴンランス新装版

ずいぶん前の話ですが、富士見書房から全6巻で出ていた『ドラゴンランス戦記』やその他のドラゴンランスシリーズを楽しく読んだものです。このシリーズはTRPGのAD&Dをベースにしているようですが、僕はAD&Dをやったことがないにもかかわらず、既知の似たTRPGで補いつつ(D&DやRQやT&Tなど)熱心に読みました。その後『ロードス島戦記』とかソードワールドのリプレイとか流行ったけれども、その手のは軟派なものと決めつけて(いや、ほんと決めつけなんですけどね)、一途にアメリカ発祥の剣と魔法の世界を追いかけていました(そのおかげで英語が少し読めるようになったというおまけ付き)。

その『ドラゴンランス』、特に僕が親しんだ富士見書房の旧版は絶版になり、僕ももう少し違った種類のファンタジーに興味が移ったこともあり、記憶の片隅に追いやられたのですが、角川つばさ文庫から新装版がでる模様。

気になるのは、旧版の「アメリカン!」なイラストではレイストリン・マジェーレが小室哲哉さんそっくりだったのに、今回のはなんというか今風。レーベルの角川つばさ文庫といい、かつておおいに楽しんだ世代向けではなく、これから楽しむ人向けのものかと半ば納得したのですが(それでも安田均さんの翻訳はあまりライトではないような気がします)、買おうかどうしようか。

3日前に『大菩薩峠』全巻揃いを古本屋さんで買ってしまったので、しばらく本を買うのは控えようかと思いつつも、逡巡。

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