2009-08-04

『サックス上達100の裏ワザ』

気鬱にとりつかれてもテムズ河が近所にないので、サックスを練習しています。ところがサックスを練習しても、(自分の)練習がマンネリ化したり、演奏に対してやけっぱちになったり、ぶちぶちと不平不満はわき上がってきます。

そんな現状にカンフル剤をと思い『サックス上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』(藤田絢三)を読みました。満足です。「裏ワザ」とタイトルに謳っていながら、上達に近道はないということをいやというほど思い知らされますが、刺激にはなります。練習経験の長い人が読んでも目新しいことは書いてないと思いますが、そもそも楽器の練習には目新しいことなんてほとんどありませんしね。

そういえば渡辺貞夫さんの言葉に「メシ喰ってるときも風呂入っているときもジャズだ」というようなものがあったことを、この本を読みながら思い出しました(裏ワザ40「生きることが音楽」)。

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