2007-03-29

携帯電話から写真を送る

僕がいま使っているノートPC(ThinkPad X22)にはDebian GNU/Linuxをいれている。このノートPCにもIrDAデバイスがあるので、携帯電話(DoCoMo P901i)から赤外線通信でノートPCへ写真を送ってみようと思った。

まずはrootでパッケージのインストールと設定。
# aptitude install irda-utils openobex-apps

すると設定を聞いてくるので、適切に答える(僕は始めは適切な設定がわからなかったので、dpkg-reconfigure irda-utilsを使った)。
以下はirda-utilsの設定
・IrDAを起動時に有効にする。
・探索モードにする。
・IrDAデバイスの種類をネイティブにする。
・赤外線通信チップの種類をnsc-irccにする(これが適切かどうかちょっと自信がない)
・赤外線通信チップのモジュールのオプションは設定しない。
・setserialで発信を止めるポートは設定しない。

設定が終わったら、デーモンを再起動して、カーネルにモジュールを追加する。
# /etc/init.d/irda-utils restart
# modprobe irda0

そして、一般ユーザにもどって
$ ircp -r
で通信待ちになるので、そこで携帯電話から写真を送信するとカレントディレクトリにmypic.vntとかいうファイルができる。

そのファイルの中身をlessとかで見ると、DoCoMoがタグ付けしたファイルで、調べてみるとBODY部分は単純にBASE64エンコードされているだけっぽい。だから単純にデコードする。それ用のスクリプトとかを公開しているサイトもあるので、苦労はしない。

こんな感じで結構面倒だけど、携帯電話から転送することもそれほど多くない(というかあまり携帯電話を使わない)ので、これでよしとする。

しかし、こんなところにこんなことを書いても、僕以外に役に立つひとは決していないと思う。

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