2007-03-30

歪んだ愛

東京都知事選と都議会議員欠員選の選挙運動が激しい。一日中駅から徒歩一分の自宅で寝ていると、ものすごく憂鬱になる程に激しい(別に政治的立場をあれこれいうわけではないが、特に共産党候補者の演説はうるさい)。朝8時から9時、正午前後、18時から20時がうるさいようだ。

右翼の街宣車や携帯電話屋、パチンコ屋など、周囲まで不愉快にする程に騒々しいものは多いけど、選挙活動も不愉快だと思う。演説している内容がほとんど空っぽだから、なおのこと不愉快だ。

どこに苦情を持っていこうか考える前に公職選挙法を読むと、140条から141条あたりに拡声機の使用台数や演説内容についての記述はあるが、音量や音質に関する記述はなさそうだ。

Wikipediaで調べると、「選挙運動に関するものについては、騒音問題として取り締まりを行うことはできない」とのこと。駅のそばに住んでしまった以上、直接文句をいうか、泣き寝入りする他あまり道はなさそうだ。

まったく音に関する悩み多い。僕自身、人一倍音を愛しているという自負があるが、それは音を無条件に愛することではなく、僕の主観で美しい音のみを愛しているという、歪んだ愛情だ。

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