2007-12-18

バタラ氏退任

ミクシィ、衛藤バタラCTOが12月で退任という記事にショックを受けるひとはどれくらいいるのだろうか。210人いる会社で技術者が何人いるか不明だが(30人程度と聞いている)、それなりな開発体制を取っていることだろう。その会社で

開発部の組織も大きくなり、一技術者として技術をゼロから追求し、新たなサービスを生み出すことに挑戦したいとの本人の意向を汲んでこの度の退任に至った
というから、本人の意向には敬意を覚える。すでに確立された地位を放り投げる様、見事だ。

技術者としては尊敬に値する行動だが、経営サイドから見たら(僕はどういうわけだか両方の気持ちを想像してしまう)由々しき問題なのではないか。これまでのCTO抜きで開発の方向性や事業展開をすることの難しさは、なんとなく大変そうだな、という感想しかもてない。内実を知らないから無責任に書けないが、今後のバタラ氏の方向はどうなるだろうと想像すると、1) 別会社に移る 2) 事業を起こす くらいしか考えられない。引き抜き競争は起こるだろうか。

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