2009-02-18

衝動買い

雑談です。

今日は往復6時間も電車に揺られていました。朝6時に自宅を出る時、慌てていたのか寝ぼけていたのか、本を持ってこなかったことに気づいたのは駅のホーム。長い移動時間にノートPCを広げて仕事をしてもよかったのですが、僕はそんなに仕事熱心ではありませんので、慌ててキオスクでX世代からY世代くらいをターゲットにしているビジネス雑誌を買いました。

誌名はあげませんが、「仕事に役立つ本」みたいな特集をしていて、なかには興味深いものもあったのですが(特に古典。『職業としての政治』と『論語』は再読したいなと思わされました)、僕が雑誌を読むのは多くても年に数回程度ということもあり、ビジネス雑誌の面白さとか有意義さとかがほとんどわからないのです。有名人の写真がたくさん載っているので、「ああこの人はこんな顔だったのか」という程度しか有意義な発見はありませんでした。

あっという間に読み終えてしまい(コストパフォーマンスを考えると、雑誌って高いですね)、次の乗換駅のキオスクを覗いたらサイモン・シンの『宇宙創成』(新潮文庫)がありました。彼の『ビッグバン宇宙論』は読んだことがあるのですが、むらむらと再読したい気分に駆られて衝動買い。移動中に上巻を読み終えてしまいました。

やっぱり面白い。既読ですので知識としては新しい発見はないのですが(思い出すことはあります)、それでも面白いのは文章の力なのかそれとも構成の妙なのか。

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